脳ドック
この様な症状はありませんか?
次のような症状は脳卒中の危険信号です。
- 手足のマヒやしびれ
- めまい
- もの忘れが強い
- 頭痛・頭が重い
- 物が二重に見える
- 歩行が不自由
- 片目が見えなくなる
- 意識を失う
- ろれつが回らない・言葉が出てこない
- 尿失禁
Pianissimo機構の採用により、音の静かな最新の最高機種(1.5テスラ)のMRI(磁気共鳴診断撮影装置)にて脳の異常を発見します。
脳卒中とは、「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」「一過性脳虚血発作」を言います。
- 日本は昔から脳卒中が多い国です。現在、死亡原因の3番目となっています。
- 毎年健康診断を受けていながら、ある日突然倒れてしまうケースは、脳卒中が多いと思われます。
脳ドックとは
脳ドックは、MRIやMRA(磁気共鳴血管画像診断検査)による早期発見と予防のための生活指導を行うことを目的とした脳専門の検査です。
経験豊富な専門医による診断
経験豊富な専門医(脳神経外科医、放射線診断専門医)による検査結果の読影診断を行いますので安心です。
造影剤は使いません
MRI検査では造影剤を使用せずに脳血管撮影ができます。
検査時間・検査代金(消費税込み)
- Aコース 1時間程度 16,200円
- Bコース 2時間程度 30,240円
検査日
月・水・木・金曜日の午前9時より(祝祭日および12月28日~1月4日は除きます。)
Aコース
神経学的検査 | 脳神経・運動・知覚・反射検査等 |
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MR検査 | 脳MRI(磁気共鳴画像診断検査) 脳および頚部MRA(磁気共鳴血管画像診断検査) |
Bコース
計測 | 身長・体重・血圧・MBI | |
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神経学的検査 | 脳神経・運動・知覚・反射検査等 | |
高次脳機能テスト | 記憶力テスト | |
眼科的検査 | 裸眼視力・矯正視力 | |
MR検査 | 脳MRI(磁気共鳴画像診断検査) 脳および頚部MRA(磁気共鳴血管画像診断検査) |
|
放射線検査 | 胸部レントゲン写真 | |
脳波検査 | 14ch EEG | |
心電図 | 安静時12誘導 | |
尿検査 | 尿一般(pH・比重・蛋白・糖・潜血・ケトン体・ビリルビン・ウロビリノーゲン) | |
血液検査 | 血液学検査 | 赤血球数・白血球数・血色素量・ヘマトクリット値 血小板数・MCV・MCH・MCHC・血液像 |
心機能検査 | CPK | |
肝機能検査 | 総蛋白・蛋白分画・総ビリルビン・直接ビリルビン・AST(GOT) ALT(GPT)・γ-GTP・ALP・LDH・コリンエステラーゼ |
|
腎機能検査 | 尿素窒素・クレアチニン・Na・K・Cl・Ca・IP | |
脂質検査 | 総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール | |
膵検査 | 血清アミラーゼ | |
糖尿病 | 空腹時血糖 | |
血清学検査 | CRP |
お申し込みのご案内
- 脳ドックは完全予約制になっています。
- 当院へ電話(または来院)にてお申し込みください。
- 希望日の1週間前までに予約ください。
- 受付時間 月~金曜 午前8時30分~午後4時(祝祭日および年末年始は除きます。)
胃がん検診
対策型胃がん検診に内視鏡検査が推奨
従来の胃部X線検査(バリウム検査)に加えて、新たに「胃内視鏡検査」が対策型検診(市区町村が行う住民検診)として推奨されました。胃がん検診制度の変更により、50歳以上の方は2年に1回、胃内視鏡検査か胃部X線検査のどちらかを受診するようになります。
- 当分の間、胃部X線検査については40歳代に対し実施可
- 当分の間、胃部X線検査については年1回実施可
(平成28年2月4日健発0204第13号厚生労働省健康局長通知「がん予防重点健康教育及び検診実施のための指針の一部改正について」より)
胃がん検診として受信する場合は、市区町村や医療保険者が指定医療機関を定めてる場合があります。
詳しくは、職場の健康管理窓口、またはお住まいの市区町村のがん検診担当窓口にお問い合わせください。

大切なのは早期発見、早期治療
毎年約5万人の日本人が、胃がんで、命を落としています。
内視鏡検査では、体内の様子がそのままモニターに映し出され、医師がリアルタイムに詳細な観察を行うことができます。内視鏡検査により、病変を早期に発見できれば、その段階で治療することで、完治も期待できます。
大腸がん検診
男性はおよそ11人にひとり、女性はおよそ14人にひとりが、一生のうちに「大腸がん」と診断されており、がんでの死亡の女性で1位を男性で3位を、この大腸がんで占めています。
大腸がん検診(異常と診断された場合)の流れ
便潜血検査 → 異常あり → 大腸内ファイバー(内視鏡)検査 → がん → 治療
便潜血検査
便に潜む血液の有無を調べる検査です。
大腸がんの検査というと、内視鏡などで腸を直接検査するのではと思われるかもしれませんが、まず便を検査することで、がんに罹っているかどうかを調べます。
大腸がんやポリープがあると、腸内を移動する際に、便と組織が擦れて血液が付着します。
便潜血検査では、便に血液が混じっているかどうかを調べ、目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。
大腸ファイバー検査
便潜血検査で「異常」と判定されたら大腸ファイバー検査を受け、「がん」と診断されたら治療へと進みます。
当院の大腸ファイバーは二酸化炭素を使用しており、患者様がよく感じる不快感を大幅に減らしました。
禁煙外来
禁煙治療の流れ
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。
- 0週
- 初回診察
- 2週間後
- 再診
- 4週間後
- 再診
- 8週間後
- 再診
- 12週間後
- 最終診察
診察に行くと、はじめに禁煙状況などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。
毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、呼気に含まれる一酸化炭素の濃度(CO ppm)を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。
「お医者さんと禁煙」すれば、楽に禁煙することができます。
お医者さんと禁煙の3つの理由
-
- その1
- 喫煙者の70%は
ニコチン依存症といわれ
禁煙習慣からの決別は
とても困難です。
-
- その2
- お医者さんのアドバイスと
新しい治療法で
禁煙の成功率が
高まります。
-
- その3
- 一定の要件を満たせば
保険診療で禁煙治療が
受けられます。
健康保険等の適用について
健康保険等で禁煙治療を受けるには
- ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
- [1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数]が200以上
- 1ヵ月以内に禁煙を始めたいと思っている
- 禁煙治療を受けることに文書で同意している
(→問診票などに、日付や自分の氏名を書きます)
- これらの要件を満たさない場合は、自由診療で禁煙治療を受けることができます。
過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。
もの忘れ外来
認知症について不安や心配がある方が、気軽に受診し、相談できます。
超高齢化社会が進む中、近年、三大認知症の一つといわれるレビー小体型認知症が増加し、その診断が課題となっています。
特に、治療やケアのあり方が異なるアルツハイマー型認知症との鑑別が重要視されています。
問診
患者様または御家族様に簡単な問診票を記入していただきます。
その後、担当医が診察を行います。
検査
- 認知機能検査(HDS-R 長谷川式簡易知能評価スケール、MMSE ミニメンタルステート検査、コース立方体検査)記憶力などの検査を行います。
- 画像検査(MRI):脳萎縮や脳梗塞の有無などを脳の画像から調べます。
ブイエスラド検査(VSRAD)早期アルツハイマー型認知症診断支援システム):MRIを用いて記憶をつかさどる海馬の萎縮の程度を検査します。アルツハイマー型認知症ではコンピューター解析し、調べます。
ブイエスラド検査(VSRAD)ではアルツハイマー型認知症に加え、レビー小体型認知症の診断支援情報も提供できるようになりました。解析結果をレポートでお渡しいたします。 - 血液検査、心電図検査
治療 認知症と診断されても進行を遅らせる薬などで治療できます。
VSRAD(ブイエスラド)とは?
Voxel-based Specific Regional analysis system for Alzheimer's Disease の頭文字をとってVSRAD(ブイエスラド)と呼びます。アルツハイマー型認知症はもの忘れの進行とともに脳の萎縮、特に海馬という記憶に関する部分が萎縮します。VSRADはこの萎縮の程度をみる検査です。
頭痛外来
頭痛外来では、頭痛に関して(発生時期、痛みの持続期間、頻度、痛み方など)、詳しく問診を行い、必要な場合はMRI検査やCT検査を実施しその頭痛を総合的に診断致します。
特に重要なことは、その頭痛の原因が生命に危険性があるかどうかを見極めることです。
頭痛の診察・診断方法
問診
頭痛の診察は問診から始まります。
- 頭痛の発生時刻や時期
- 痛みの持続時間
- 頭痛の頻度
- 痛みの部位や性質、程度(寝込むんでしまう程かどうか)
- 頭痛以外の症状の有無 など
- 自分の頭痛をよく観察していただき、医師にお伝えください。
検査
そして、MRI検査、CT検査、血液や尿の検査、心電図検査など必要な検査を追加して、診断を確定していきます。
頭痛の種類
頭痛は、頭蓋内の痛みを感じる受容器が、血管の拡張や精神・筋肉の緊張、炎症や出血など何らかの刺激を受けることによって起こります。
頭痛以外に特に目立った症状のない一次性頭痛と何か病気があってその症状の1つとして頭痛がみられる二次性頭痛の2つに大きく分類されます。
一次性頭痛(=慢性頭痛)
一次性頭痛とは、何となく原因がはっきりせず繰り返す、いわゆる「頭痛持ちの頭痛」です。
頭痛で外来を受診する人のほとんどがこちらで、それだけで命にかかわることはありませんが、日常生活に支障をきたす場合は治療が必要です。代表的なものに、以下の3つがあげられます
- 緊張性頭痛
- 片頭痛
- 群発頭痛
二次性頭痛
二次性頭痛とは、病気の症状として発生する頭痛です。迅速に原因の疾患を診断し、治療を開始しなければなりません。
二次性頭痛を伴う疾患には、以下の代表的なものがあります
- 脳腫瘍
- くも膜下出血
- 脳出血
- 髄膜炎
- 慢性硬膜下血腫