病院長あいさつ

病院の理念

患者様も 職員も 心なごむ病院

病院長あいさつ

院長 角谷 千登士

当病院の理念の基本に「心なごむ」を挙げています。

これは、患者様やその御家族が安心して私どもの病院を選んでいただく為には、私達医療従事者は、日々研さんを積み、その上で心にゆとりある治療・看護をしなければならないと考えているからです。

外来診療科の特色として、もの忘れ外来、頭痛外来があります。
もの忘れ外来では、まず患者様の御家族より充分な情報をお聞きします。そして認知症検査・ホルモンを含む血液検査及び1.5テスラMRI・MRAによる画像評価とVSRAD検査を行います。
VSRAD検査は、脳萎縮の程度を定量的に測ることが可能です。患者数の多いアルツハイマー型認知症に有効とされています。
頭痛外来においては、日常生活・仕事に支障をきたしている慢性頭痛(大部分は片頭痛、群発性頭痛)の患者様を適切に診察をさせていただき、少しでもその症状が軽減することができるように努力しております。

入院患者様の特徴として、当院外来より直接入院される方はもとより、近隣の基幹病院や開業医の先生方から紹介される患者様が多くを占めています。
末期癌や高齢の患者様も多く、当院で最期を迎えられる方が少なくありません。特に末期癌の患者様におかれましては、患者様の痛みをできるだけ少なくして、少しでも安らいだ気持ちで最期をお迎えすることができるように、御家族様のサポートをも充分に行いつつ、主治医、心療内科医、看護師等、医療従事者が一丸となり緩和ケアを行っております。

また、脳卒中やパーキンソン病などの神経疾患の患者様の治療、リハビリテーションにも力を入れており、可能な限り自宅に戻られることができるように、主治医、理学療法士、看護師とともに努力しております。

さらに、当院は産業医科大学脳神経外科の関連病院であり、同大学病院だけでなく近隣病院の脳外科からも脳腫瘍などの患者様の紹介をいただき、化学療法等を行っています。
近隣の基幹病院、開業医の先生、施設様と綿密な連携を図り、患者様に適切な医療をすることができるように職員全員で努力しております。

宜しくお願い致します。

角谷 千登士